どーも「j food brothers」です。
今回は「高い日本酒は本当に美味しいのか?」ということを、日本酒が3度の飯より大好きな「j foodbrothers」の大将が、安い日本酒と高い日本酒を味くらべする内容となっています。
検証する日本酒は「黒龍の石田屋」と「秋鹿の霙もよう」というお酒です。
実際に大将が飲み比べをしている動画も撮っているので良かったらご覧ください。
動画はこちら。
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飲み比べといいましても「j foodbrothers」の大将の主観がガッツリ入っていますので、そのへんを加味してくださいね。
黒龍の石田屋と秋鹿の霙もようを飲み比べた結果
石田屋 純米大吟醸
- 使用米:東条山田錦
- 精米歩合:35%
- 価格:10000円(720ml)
- 3年以上の熟成
霙もよう 純米吟醸(生原酒 活性にごり)
- 使用米:山田錦
- 精米歩合:60%
- 価格:1750円(720ml)
- 酵母が瓶内で活動する活性にごりの辛口
結論からまず書きます。
どっちも美味い酒だが値段を加味して甲乙をつけるならば、秋鹿の「霙もよう」に軍配を上げたい。
黒龍の石田屋はどんな味?
黒龍の石田屋は精米歩合が35%の大吟醸と山田錦を限りなく削っていますので、甘くフルーティな香りがする。さらに3年以上も熟成していることもありまろやかさがあり上品なお味となっています。
どちらかというと味の濃いお肉料理というよりは、素材の味を生かしたような魚料理が向いているのではないかと個人的にはおもいますね。お酒と魚料理双方が引き立つのではないでしょうか?
また料理を引き立てる食前酒にも最適だと思います。
秋鹿の霙もようはどんな味?
一方、秋鹿の「霙もよう」は米の味がしっかりしていて、旨味の入った発泡で酸味もあり個人的にはかなり好みな日本酒です。
味の濃いお肉料理でもバッチリ合いますし料理に負けません。どんな料理にも合いそうですし、食中でも霙もようの米の味を楽しめると思います。
本企画で言いたいこと
2つの日本酒を比べて飲んでみましたが、どちらも美味しい日本酒にかわりありません。
そもそも活性にごりの霙もようと3年熟成させた石田屋とを比べること自体がナンセンスだという声が聞こえてきそうだけど、全くそのとおりですw
ですが実は今回の企画、この2つの日本酒を飲み比べてどちらが美味しいかを決めるという趣旨ではありません。
この企画で本当に伝えたいことは、
- 価格が高い日本酒ではなくても、美味しい日本酒はたくさんある
- プレミアムの付いた価格で日本酒を買うのはナンセンスなのでやめよう
この2つです。
今回紹介した黒龍の石田屋の定価は10000円(720ml)とかなり高価な日本酒となっています。これには3年の熟成と手間がかかっていることや、少量生産であることから想像はできると思います。
そして少量生産であり、かつ人気のお酒がゆえ、蔵元がつけた定価の3倍から4倍ほどでネット通販で売られているのが現実。
しかしこの価格って流石に異常ですよね?
いわゆるプレミアミム価格となっているのですが、冷静に考えてそんな価格の高い日本酒って飲みたいですか?
今回の「霙もよう」のように2千円以下で購入できる日本酒でうまい酒はたくさんあります。日本酒好きであればそんな日本酒を楽しんでみませんか?
必要以上に高い日本酒を買わずにお酒を楽しみましょうね。
石田屋の定価での入手方法は?
とはいえ3年熟成の最高峰の日本酒の味はやっぱり味わいたい!って言う日本酒ファンの方もいるかと思います。そんな方のために定価で石田屋を購入する方法を教えますね。
入手方法は以下とおり
- 特約店から直接購入する
「石田屋」は黒龍酒造から毎年11月にが発売されますが、一般のユーザーには販売がなく特約酒販店のみに卸します。なので入手したいのであれば特約酒販店からの購入となります。その特約酒販店は黒龍酒造のHPの問い合わせから調べれますので活用してみてください。
もちろん大人気のお酒なので必ず購入できるわけではなく、抽選販売になるところが多いです。定価販売で購入してネットに出品すれば差額で利益が出るような商品なので、転売目的の方も多いのでもちろん抽選も倍率が高いことが予想されますが、こんれも仕方のないことですね。
アマゾンや楽天でネット通販でも購入が可能ですが、すでにプレミアム価格となっていますのでオススメはできません。贈答品などの目的で高額でもいい!すぐに欲しい!という方向けです。
石田屋をどうしても飲みたい人は飲食店に行く
一口でいいから飲んでみたい!という方は「石田屋」を飲める飲食店に出向くのがオススメ。
石田屋をおいてある飲食店であれば、石田屋にあった食事を提供してくれるのでお酒が引き立つことは間違いない。
石田屋が必ずあるとは限らないのでお店にお問い合わせをするのがいいでしょう。