プロが教える美味しいビア缶チキンの作り方!ビールとコーラはどっちが美味しいか実験

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ビア缶チキン出来上がり

ビア缶チキンって知っていますか?

丸鶏を使った料理なのですが、最近BBQなどで人気ですよね。

そんなBBQで盛り上がること間違いなしのビア缶チキンを、焼き鳥屋の大将が美味しくできるように下味のレシピやコツ、失敗しない調理方法までしっかり教えます。

大人数でのBBQで盛り上がりたい人や、ただお肉を焼くだけのBBQに飽きてしまった人はぜひご覧ください。

目次

ビア缶チキンって何?

そもそもビア缶チキンって何?ってところなのですが、連想する通り缶ビールチキンを融合させた料理になります。

チキンと言っても鶏を丸ごとの丸鶏を使いますので豪快でパーティー向きな料理ですが、その味はとてもジューシーで美味しいのでぜひ皆さんで作ってみてくださね。

ちなみに今回は缶ビール、そしてコーラの2種類で調理してみました。

ビア缶チキンで用意するもの

ビア缶チキンのビールをセット

 

まずはビア缶チキンに必要なものを紹介します。意外に多いです。

  1. 丸鶏
  2. 調味料
  3. ビア缶チキンスタンド
  4. バケツなど
  5. アルミホイル
  6. ビールorコーラ

1つずつ紹介します。

丸鶏

丸鶏のチョイスはビア缶チキンを美味しく食べる上で最も重要な項目です。そもそもチキン自体が美味しくないと出来上がっても美味しくないのは当たり前。

そこでプロがオススメする選び方を伝授しますよー。

ズバリ!ポイントは親鶏ではなく若鶏を選ぶことです。

よくスーパーで売られている安い丸鶏は親鳥である場合が多く、身がパサパサしているんですね。そこでジューシーなチキンを楽しみたいのであれば若鶏を選んでください。若鶏とは飼育3ヶ月以内の若い鶏を指し身が柔らかいのが特徴です。

親鳥や地鶏が全て美味しくないのではなく、ビア缶チキンには向いていないと個人的には思っています。

ジューシーなビア缶チキンを食べたいのであれば若鶏を選ぶことをオススメいたします。

丸取りの入手方法は近所のお肉屋さんに頼めば仕入れることが出来ると思います。しかし2日程度はかかる可能性があるので計画的に仕入れましょう。もちろんネット通販などを利用してもいいですよね。

調味料

そして美味しいビア缶チキンを作るには下味を付けます。主な調味料は以下の3つ

  • 砂糖
  • ニンニク

下味の付け方は後述詳しく説明しています。

ビア缶チキンスタンド

無くてもいいのですがあった方が圧倒的に使いやすいです。ネットで購入してもかなり安いので1つ持っておくと便利ですよ。

バケツなど

ビア缶チキンは蒸し焼きにする料理なので、丸鶏をかぶせる容器が欲しくなります。動画では大きめの鍋を使用していますが、一般の方が野外でする場合は、ホームセンターで鉄製のバケツを買ってくるのがベスト。

一斗缶やペール缶でももちろん代用できますので、用意が出来るものを使用しましょう。用意が出来ない方はアルミホイルを丸鶏に被せるのもアリです。

アルミホイル

アルミホイルはチキンをきれいに蒸し焼きにするために必須です。

ビールorコーラ

ビア缶チキンでビール(コーラ)は欠かせません。大きさ的には350mlの感がちょうどいい。

プロが教えるビア缶チキンの下味

下味は順番が大切ですので教えますね。

  1. フォークで穴を開ける
  2. 砂糖を塗る
  3. 塩を塗る
  4. ニンニクを塗る

フォークで穴をあける

まず丸鶏に味がしみ込みやすいようにフォークでお肉を刺します。

砂糖(三温糖)

チキンに砂糖(三温糖)を塗り込む

味付けの最初は砂糖をまんべんなく塗り込みます。これは、砂糖を塗ることで鶏の毛穴が開き味が入りやすくなるので必ず砂糖から塗りましょう。

私は三温糖を使いますがハチミツなどで代用してもOKです。

塩(クレイジーソルト、マジックソルト)

次は塩をまんべんなく塗り込みます。塩の種類はなんでもOKです。塩の塗り過ぎは塩辛くなるので注意が必要。

塩だけでもなくお好みでスパイスやハーブも使ってくださいね。

オススメはスパイスやハーブ、岩塩などを使ったクレイジーソルトやマジックソルトが簡単でオススメ。

ニンニク(青森産)

最後にすり下ろしたニンニクをすり込みますが、ニンニクはやや多めがベスト。そしてチューブのものでも中国産のものでもなく香りの高い青森県産がオススメ。

 

下味は30分以上置きたいところですが、BBQで使うなら前日から準備しておく方が楽ですし、味がしっかり付いてイイと思います。

ビア缶チキンの蒸し焼き工程

チキンをビア缶スタンドにセット

調理方法は基本的には炭の上でゆっくり蒸し焼きにするだけです。

ビア缶チキンスタンドにビール(コーラ)をセットします。ビール(コーラ)量は半分くらいでOK。

次は丸鶏の穴にビール缶をすっぽり覆うように差し込み、後は炭火の上に置き、丸鶏にバケツなどをかぶせて蒸し焼きにします。バケツや被せるものが無い場合は、チキンをアルミホイルでぐるぐる巻きでもOKかと。

ビア缶チキンの焼き工程

出来上がりのチキン

焦がさないようにするには

チキン加熱中にチキンから出る脂が炭に落ちると炎が上がり、結果チキンが焦げますのでそれを防止します。

防止策はビア缶チキンスタンドにアルミホイルを巻くだけ。

脂が下に落ちなければいいので、スタンドの下にアルミのお皿を敷くなどでもいいですよね。

ビア缶チキンを焦がさないように焼く

(BBQの写真)

火加減は中火くらいのイメージで時間をかけて蒸し焼きにすることです。ビア缶チキンは蒸し焼き

かかる時間は?

ビア缶チキンにかかる時間の目安は1.5時間なので時間をかけてゆっくり料理しましょう。

安い炭だとBBQの場合1.5時間も火力が持たないので、安定して火が長持ちする「オガ炭」や「備長炭」がオススメ。スグ火が付いてスグ消えるような炭ではなく、火はつきにくいが長持ちするような炭をチョイスしてくださいね。

ビア缶チキンの出来上がり

BBQでの完成写真

 

ビア缶チキンの完成

厨房での完成

ビールとコーラで作るにはどっちがおいしいの?

出来上がりはジューシーで柔らかく仕上がりました。

別の日にBBQで作った方もかなり好評でしたので、大人数のBBQではホントおすすめの料理となっています。

最後に「ビールとコーラで作るのはどっちがおいしいの?」て言う結論がこちら

ビールの方が美味しい!でした。

動画では結論を言っていますが、「なぜビールの方が美味しいのか?どういう風に違うのか?」など肝心なところを言い忘れているポンコツ大将ですが、ビールがおいしいそうです。

コーラで作った方は「余分な甘みを感じたのと、カフェインみたいなコーラ独特の香りが残っていた」ということでした。

まあ、ビア缶チキンは普通にビールで作りましょうってことですね。
さらにはビールで作る方が美味しいのか、はたまたコーラで作る方が美味しいのかも検証していますのでBBQに行く前にチェックしてみてください。

動画で見たい方はこちらからどうぞ

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