「J FOOD BROTHERS」WEB担当のゴトウです。
今回は真空パックのお話。
- コストコで大量にお肉を仕入れた!
- 旦那が大量の魚を釣ってきた!
こんな時は真空パックなどで保存をしっかりして、食材の日持ちをさせたいところですよね。
そこで今回はジップロックで真空パックにする方法をご紹介します。
自宅でかんたんに真空パックをしたい!と思っている方は参考にしてください。
ジップロックを使って真空パックにする方法
まずジップロックを使って真空パックにする方法は、大きく分けて3つ。
- 水圧を使う方法
- テーブルの角を使う方法
- 吸引による方法
J FOOD BROTHERSのYouTubeでは水圧を使う方法を紹介していますが、このブログでは他の方法も紹介しますね。
水圧で真空パックにする方法
まず、水を使い水圧で空気を抜く方法から紹介します。
準備するものは
- ジップロック
- ボウルまたは鍋
- お水
の3点ですが、ジップロックはチャック付きのフリーザーバッグであればどのメーカーの物でもOKです。
IKEAのISTAD(イースタード)、ジップロック、100均で売られているものなどなど、チャックがあるものを準備しましょう。
まず手順を紹介
- 適当なボウルや鍋に水を張る
- ジップロックに食材を入れる
- 少しの隙間を残しジップロックのチャックを締める
- 食材の入ったジップロックを水に入れる
- 水圧でジップロックの中の空気が抜けていく
- チャックの隙間の下まで水の中に入れチェックを締める
実際に鶏のもも肉を真空パックした動画がありますのでご覧ください。
動画の通りに実践すればしっかり真空パックにすることが出来ます。
しかしこれを実際に私が家でやってみたのですが、なかなかうまくできなかった。
その理由は用意した鍋の底が浅く水圧がかからなかったからです。
実際にスティックセニョール(生野菜)を真空パックに挑戦した様子。
手順通りに空気を抜いていくのですが、ある程度は空気は抜けますが、とても「真空」と呼べるレベルには至りませんでした。
家庭で用意するボウルや一般的な鍋では底が浅く、水圧があまりかからないので空気が抜けにくいという事ですね。
家庭でしっかり真空状態にする場合は、動画で使用しているようなパスタ鍋みたいな底が深い鍋を用意する必要があります。
また生野菜のような凹凸があり複雑な形をしている場合は、より空気が抜けにくいのかもしれません。
水圧で真空にする場合は底深い鍋でしっかり水圧をかけることが重要
テーブルなどの角を使って真空にする
次は他のYouTuberの方が紹介していたもので、テーブルの角を利用し真空にする方法。
汁気があり、ある程度の重みがある場合に有効な技です。
- 食材をジップロックに入れる
- テーブルの角に液体を当てる
- ジップロックをテーブル面に折り曲げる
- チャックをする
これも我が家の「なめこの味噌汁」を使い実践したのですが、完全な真空状態とは言えない状態でした。
結果は余分な空気が抜ける程度でした。
吸引して真空にする方法
最後はジップロックを吸引をする方法。
実は日本では販売されていないのですが、並行品でジップロックのバキュームスターターキットなる商品があります。
これらな簡単に真空にできますね。
アマゾンで現在でも購入はできますが、お値段がやや高めです。
また、ストローを使うとか掃除で吸うなどの方法もありますが、ストローでは効果が薄く、掃除機は衛生的によくないので別の方法を検討しましょう。
ジップロックでの真空パックのまとめ
- 水圧を使う方法
- テーブルの角を使う方法
- 吸引による方法
ジップロックを使い真空パックにする方法として3つ紹介してきました。
水圧で真空にする場合は、底の深い鍋を用意してやってみてください。鍋やお水を用意する手間はかかりますが、お金がかからず誰でもできるのでオススメ。
また、初期投資はかかりますが、バキュームでやる方法はしっかりと真空にできるのでオススメ。
ジップロックにこだわらなければ、バキュームを使い真空にするツールがいくつかありますのでそれを選択する方がいいかもしれませんね。
そしてここまで見て
- ジップロックの真空パックってちょっと期待外れ!
- もっとしっかり真空パックしたい!
と思われた方もいるかもしれませんね。
そんな方は、家庭用の真空パック機の導入をオススメします。
今では価格もそれほど高くはないので、一家に一台置いておきたいアイテムですよね。
鍋やお水を毎回用意する必要がないのでサクッと真空パックができ手間も省けます。
ぜひ自宅でできる真空パックをやってみてください。
※真空パックデビューしよう
真空パックのした食材の保存方法
そして最後に保存方法にも少しアドバイスをしておきます。
食材を真空パックにするメリットとしては、「浸透圧を利用して味がしみこみやすくなる」などの効果があるのですが、やはり1番のメリットは日持ちするところです。
真空パックすると食材が空気に触れがないので酸化を防ぐことができます。
でもどのくらい日持ちするの?
って気になるところですよね
真空パックした冷蔵保存の日持ちは、通常のものと比べ1.5倍~2倍程度です。
ですので、長期保存したい場合は冷凍保存が欠かせません。
でも冷凍保存してしまうと味が落ちてしまうので出来たらしたくない!そう考える方も多いはず。
実際お肉や魚などは色が変わり味も落ちますからね。
そこで長期保存する場合は、急速冷凍をオススメしたい。
急速冷凍は一般の冷凍保存と比べ解凍後の色や味が全く違い鮮度が保てます。1ヶ月前の魚やお肉が美味しい解凍後も美味しく食べれますよ。
急速冷凍を一般家庭でするには大変なのでは?
そう思われるかもしれませんが、あるものを使うと家庭でもかんたんに急速冷凍出来ますんので、食にこだわりがある方はぜひやってみてください。
急速冷凍に関する記事はこちらに書いていますのでご覧ください。
せっかくなら美味しく食べたいですもんね。