今回は名古屋コーチンのハツの焼き鳥の下処理をご紹介します。
鶏の心臓部分の「ハツ」は焼き鳥屋では定番メニューですよね。
今回使用する名古屋コーチンのハツは、若鶏と比べて歯ごたえがあって、味が濃く大変おいしいです。
そんなハツを捌いていきますのでご覧ください。
下処理(さばき方)
ハツの下処理は砂肝やぼんじりとは違い比較的簡単にできます。
ハツモトを切り落とす
まずは初の根元の部分「ハツモト」を切り落とします。
このハツモトも今回は串にして焼き鳥にしてみます。
膜を取り除く
次にハツを覆っている膜を取り除きます。
こちらも食べれる部位です。
ハツを開く
真ん中を切って開きます。
下まで包丁を入れて切り離さないように注意しましょう。
血を除去する
ハツを開いたら血を取り出します。
包丁で削ぐように取ったり、指で押し出したりしてきれいに取ります。
ハツモトや血を取り除かない焼き鳥屋もいるようですが、血を取り除かないハツは臭みが出ますので必ず取ってくださいね。
これで初の下処理は完成です。
串打ち
ハツの串打ちは向きを合わせて打っていくだけです。
串打ちのコツとしましては、写真のようにお肉の間から串が出ないように刺すことです。
串が外に出ていると、焼いている時に串が焼けてしまい折れちゃうのでそれを避けるためです。
焼き
今回は
ハツは塩(写真下)、ハツモトはタレ(写真上)でそれぞれ焼きました。
焼き方ですが、ハツは焼きすぎないのが美味しくするコツです。
ハツモトは脂がやや多めで旨味が多い部位です。塩ではなくタレが合いますのでお店ではタレでしかお出ししません。
タレはもちろん自家製ダレです。
焼鳥屋のプロが作るタレのレシピはこちらの記事で紹介していますので、ご家庭で作ってみてください。
まとめ
今回の紹介したハツの下処理のまとめをしますね。
紹介したとおりハツの下処理はとても簡単です。
- ハツモトを切り落とす
- 膜を取る
- 半分に開いて血を取り除く
家庭ではなかなかハツを大量に仕入れる機会は少ないと思いますが、参考にしてください。
ハツは焼鳥だけではなく、にんにくやバターなどの炒めもの、低温調理などのハツ刺しなど美味しく調理できますので色々作ってみてください。
同じ内容ですが、youtubeでも情報発信していますのでよければご覧くださいね。
ありがとうございました。
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